はじめに|敵や弾が1つだけのゲームは少ない
ゲームを作っていると、すぐにこんな場面に出会います。
- 敵が1体だけじゃ足りない
- 弾を何発も出したい
- アイテムを複数管理したい
もし、敵が1体増えるたびに変数を増やしていたらどうなるでしょう。
let enemy1 = "スライム";
let enemy2 = "ゴブリン";
let enemy3 = "ドラゴン";
これはとても大変で、現実的ではありません。
そこで使うのが 配列(はいれつ) です。
配列とは?一言で言うと
配列とは、複数のデータを1つにまとめて管理する仕組みです。
「箱が並んでいて、その中にデータが入っている」
そんなイメージを持つと分かりやすいです。
配列の基本的な書き方
まずは一番シンプルな例を見てみましょう。
let enemies = ["スライム", "ゴブリン", "ドラゴン"];
これで、
- スライム
- ゴブリン
- ドラゴン
という 3つの敵を1つの配列で管理できます。
配列の中身を取り出す方法
配列の中のデータは、
番号(インデックス) を使って取り出します。
console.log(enemies[0]); // スライム
console.log(enemies[1]); // ゴブリン
console.log(enemies[2]); // ドラゴン
配列の番号は 0から始まる ので注意してください。
- 0番目 → 最初
- 1番目 → 2つ目
ここは初心者がつまずきやすいポイントです。
なぜ配列は0から始まるの?
最初は不思議に感じますが、
今はこう覚えておけば大丈夫です。
- 配列は「0番目」から始まる
- 最初は慣れが必要
- 使っているうちに自然になる
👉 深く考えすぎなくてOKです。
配列とfor文の組み合わせ(超重要)
配列は、
for文と一緒に使うことで本領を発揮します。
for (let i = 0; i < enemies.length; i++) {
console.log(enemies[i]);
}
このコードは、
- 敵の数だけ
- 順番に処理する
という意味です。
配列 × for文 = ゲーム制作の基本形
length(レングス)とは?
enemies.length
これは、
配列の中に何個データが入っているかを表します。
- 敵が3体なら → length は 3
- 敵が10体なら → length は 10
👉 数が変わっても、
for文の中身を書き換える必要がありません。
ゲーム制作での配列の使い道
配列は、
ゲームのあらゆる場面で使われます。
よくある例
- 敵キャラの一覧
- 弾の位置情報
- アイテムリスト
- スコア履歴
「複数あるもの」は、
ほぼすべて配列で管理されます。
配列にデータを追加する(基本)
配列は、
後からデータを追加することもできます。
enemies.push("ボス");
これで、
配列の最後に「ボス」が追加されます。
👉 敵が増えるゲームに必須
初心者がつまずきやすいポイント
よくある勘違い
- 配列と変数の違いが分からない
- 何番目か混乱する
- length の意味が分からない
大丈夫です。
にしゲーム流:配列の考え方
にしゲームでは、
こう考えることをおすすめします。
- 1つだけ → 変数
- 複数ある → 配列
- 数が増減する → 配列
👉 「複数あるなら配列」
これだけ覚えておけばOKです。
if文・for文・配列はセットで覚える
実際のゲームでは、
この3つを必ず組み合わせます。
for (let i = 0; i < enemies.length; i++) {
if (enemies[i] === "ドラゴン") {
console.log("強敵出現!");
}
}
これは、
- 敵を順番にチェックして
- ドラゴンだったら特別な処理をする
という意味です。
ゲームのロジックそのものですね。
次に学ぶべきこと
配列が分かると、
ゲーム制作は一段階レベルアップします。
次におすすめなのは、
👉 ▶ オブジェクトとは?キャラの情報をまとめる方法
HP・位置・状態などを
ひとまとめに管理できるようになります。
まとめ|配列は「たくさんを扱う力」
- 配列は複数データの入れ物
- 0から始まる
- for文と相性がいい
- ゲーム制作に必須
配列を使えるようになると、
一気にゲームらしいコードになります。
焦らず、少しずつ進めていきましょう。
次に読むべき記事はこちら
- 🏠 JavaScript基礎講座|スタートガイド
- ◀ for文とは?繰り返し処理をやさしく解説
- ▶ オブジェクトとは?JavaScript入門

