はじめに:AIイラスト生成ツールとは
「ゲームのキャラクターが欲しいけど、絵が描けない」 「イラストレーターに依頼するお金がない」 「短時間でたくさんの画像が必要」
そんな悩みを解決してくれるのが、AIイラスト生成ツールです。
AIイラスト生成ツールは、テキストで指示するだけでイラストを自動生成してくれるサービスです。「長い銀髪の魔法使い」と入力すれば、数秒〜数十秒でイラストが完成します。
2025年現在、無料で使える高品質なツールが増えており、個人のゲーム制作者にとって強い味方になっています。
この記事では、初心者におすすめのAIイラスト生成ツールを5つ厳選して紹介します。
AIイラスト生成ツールの選び方
ツールを選ぶ際の基準を押さえておきましょう。
1. 料金
- 完全無料
- 無料プランあり(制限付き)
- 完全有料
2. 使いやすさ
- ブラウザで完結(アカウント登録のみ)
- ソフトのインストールが必要
- 技術的な知識が必要
3. 画風
- アニメ調・イラスト調
- リアル調・写真風
- 両方対応
4. 商用利用の可否
- 商用利用OK
- 個人利用のみ
- 条件付きで商用利用可能
5. 生成枚数の制限
- 無制限
- 1日〇枚まで
- 月〇枚まで
初心者は、「無料」「ブラウザで使える」「アニメ調に強い」ツールから始めるのがおすすめです。
おすすめツール5選
1. Leonardo.ai(初心者向け・無料)
特徴:
- ブラウザで使える
- 無料プランで1日150トークン(約30〜50枚)生成可能
- 日本語インターフェース対応
- アニメ調、リアル調どちらも対応
- 商用利用可能
おすすめポイント: 初心者に最もおすすめのツールです。操作がシンプルで、生成速度も速く、品質も高いです。無料プランでも十分な枚数が生成できます。
こんな人におすすめ:
- 初めてAIイラスト生成を使う人
- とりあえず無料で試したい人
- ゲームのキャラクターやアイテムを作りたい人
使い方:
- Leonardo.aiにアクセスしてアカウント作成
- 「Image Generation」を選択
- プロンプト(指示文)を入力
- 「Generate」ボタンをクリック
プロンプト例:
anime girl, long blue hair, school uniform, smiling, high quality
公式サイト: https://leonardo.ai
2. SeaArt(アニメ調・無料)
特徴:
- ブラウザで使える
- 無料で1日200枚まで生成可能
- アニメ調・イラスト調に特化
- 日本のアニメスタイルに強い
- 商用利用可能(無料プランでも)
おすすめポイント: アニメ風のキャラクターを作りたいなら、SeaArtが最強です。生成枚数も多く、品質も安定しています。
こんな人におすすめ:
- アニメ調・マンガ調のイラストが欲しい人
- たくさん生成して試したい人
- 日本のゲームっぽいビジュアルを作りたい人
使い方:
- SeaArt.aiにアクセスしてアカウント作成
- 「AI Creation」を選択
- プロンプトを入力(日本語でもOK)
- スタイルを選択(アニメ、リアルなど)
- 「Generate」ボタンをクリック
プロンプト例:
魔法使いの少女、紫色の髪、魔法の杖、笑顔、アニメ調
公式サイト: https://www.seaart.ai
3. Midjourney(高品質・有料)
特徴:
- Discord経由で使用
- 月額10ドル〜(約1,500円〜)
- 最高品質のイラスト生成
- アート性の高い画像が作れる
- 商用利用可能(有料プランのみ)
おすすめポイント: 品質重視なら、Midjourneyが最高です。芸術的で美しいイラストが生成できます。プロのクリエイターも多く使用しています。
こんな人におすすめ:
- 最高品質のイラストが欲しい人
- 予算がある人(月1,500円程度)
- アート性の高いビジュアルを作りたい人
デメリット:
- 有料(無料プランは2023年に終了)
- Discord経由なので、少し使いにくい
- 日本語非対応(英語プロンプトのみ)
使い方:
- Midjourney公式サイトで登録
- Discordアプリをインストール
- Midjourneyのサーバーに参加
/imagineコマンドでプロンプトを入力
プロンプト例:
/imagine fantasy warrior girl, silver hair, detailed armor, epic background
公式サイト: https://www.midjourney.com
4. Stable Diffusion(上級者向け・無料)
特徴:
- 完全無料
- オープンソース
- カスタマイズ性が非常に高い
- PC環境の準備が必要
- 商用利用可能
おすすめポイント: 技術的な知識がある人なら、最もコスパが良いツールです。自分のPCで動かすので、無制限に生成できます。
こんな人におすすめ:
- PC操作に慣れている人
- 無制限に生成したい人
- カスタマイズを楽しみたい人
デメリット:
- 初心者には難しい
- GPUが必要(高性能なグラフィックボード)
- セットアップに時間がかかる
使い方:
- Stable Diffusion WebUIをインストール
- モデル(学習データ)をダウンロード
- ローカル環境で起動
- プロンプトを入力して生成
初心者向け代替案: Stable Diffusionをブラウザで使える「Stable Diffusion Online」もあります。
参考サイト: https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
5. Bing Image Creator(簡単・無料)
特徴:
- 完全無料
- Microsoftアカウントだけで使える
- 操作が非常に簡単
- 日本語プロンプト対応
- 商用利用は条件付き
おすすめポイント: 最も簡単に始められるツールです。アカウント登録もシンプルで、今すぐ試せます。
こんな人におすすめ:
- とにかく簡単に始めたい人
- 技術的なことは苦手な人
- 気軽に試したい人
デメリット:
- 品質は他のツールより劣る
- 生成速度が遅い
- アニメ調は苦手
使い方:
- Bing Image Creatorにアクセス
- Microsoftアカウントでログイン
- テキストボックスにプロンプトを入力
- 「作成」ボタンをクリック
プロンプト例:
ファンタジーの騎士、金色の鎧、剣を持つ、かっこいい
公式サイト: https://www.bing.com/images/create
各ツールの比較表
どのツールを選べばいいか迷ったら、この表を参考にしてください。
ツール名料金使いやすさアニメ調リアル調商用利用1日の生成枚数Leonardo.ai無料〜★★★★★○○○30〜50枚SeaArt無料★★★★★◎△○200枚Midjourney有料(月1,500円〜)★★★☆☆○◎○無制限(プランによる)Stable Diffusion無料★★☆☆☆○○○無制限Bing Image Creator無料★★★★★△○△制限あり
記号の意味:
- ◎:非常に優れている
- ○:良い
- △:普通、やや苦手
用途別おすすめツール
あなたの目的に合わせて、最適なツールを選びましょう。
ゲームのキャラクターを作りたい
おすすめ:SeaArt
- アニメ調に強い
- 生成枚数が多いので、何度も試せる
- 無料で商用利用OK
次点:Leonardo.ai
- バランスが良く、初心者でも使いやすい
背景やアイテムを作りたい
おすすめ:Leonardo.ai
- 汎用性が高い
- リアル調、イラスト調どちらも対応
次点:Midjourney
- 品質重視ならこちら
とにかく簡単に試したい
おすすめ:Bing Image Creator
- 登録が簡単
- 日本語でOK
- すぐに始められる
プロレベルの品質が欲しい
おすすめ:Midjourney
- 最高品質
- アート性が高い
次点:Stable Diffusion(上級者向け)
- カスタマイズ次第で最高品質に
無制限に生成したい
おすすめ:Stable Diffusion
- 自分のPCで動くので無制限
- 完全無料
次点:SeaArt
- 1日200枚まで生成可能
商用利用したい
おすすめ:Leonardo.ai、SeaArt、Midjourney
- すべて商用利用OK
- 規約を確認してから使用
注意:Bing Image Creator
- 商用利用は条件付き
- 必ず利用規約を確認
AIイラスト生成を使う上での注意点
AIイラスト生成ツールを使う際は、以下の点に注意しましょう。
1. 著作権と商用利用の確認
各ツールには利用規約があります。特に商用利用(販売、広告、収益化)する場合は、必ず規約を確認してください。
確認すべきポイント:
- 商用利用は可能か
- クレジット表記は必要か
- 販売可能な範囲は
- 二次配布は可能か
2. 他人の作品を真似しない
「〇〇(有名なキャラクター名)風のイラスト」など、既存のキャラクターや作品を真似るプロンプトは避けましょう。
NG例:
- 「ミッキーマウス風のキャラクター」
- 「初音ミク風の女の子」
- 「鬼滅の刃風のイラスト」
これらは著作権侵害になる可能性があります。
OK例:
- 「ネズミの耳を持つキャラクター」
- 「ツインテールの歌手」
- 「和風の剣士」
一般的な特徴を指定するのはOKです。
3. 実在の人物を使わない
実在の芸能人、政治家、一般人の名前や顔をプロンプトに入れるのは避けましょう。肖像権の問題があります。
4. 生成結果は毎回異なる
同じプロンプトでも、生成される画像は毎回違います。気に入った画像が出るまで、何度も生成する必要があります。
コツ:
- 10〜20回は生成する
- 良い結果が出たら、プロンプトを保存しておく
5. 完璧を求めない
AIが生成した画像には、時々不自然な部分があります。
よくある問題:
- 指の本数が多い・少ない
- 左右が非対称
- 細部がぼやけている
気になる場合は:
- 何度も生成し直す
- 画像編集ソフトで修正する
- 別のツールを試す
6. 生成した画像の保存を忘れずに
気に入った画像は必ずダウンロードして保存しましょう。多くのツールでは、一定期間が過ぎると削除されます。
7. プロンプトは英語が基本
日本語対応のツールもありますが、英語の方が精度が高いことが多いです。
翻訳のコツ:
- Google翻訳やDeepLを使う
- シンプルな英語で書く
- 単語を並べるだけでもOK
まとめ:自分に合ったツールを見つけよう
AIイラスト生成ツールは、ゲーム制作の強い味方です。
この記事のポイント:
- 初心者にはLeonardo.aiかSeaArtがおすすめ
- アニメ調ならSeaArt
- 品質重視ならMidjourney
- 無制限に生成したいならStable Diffusion(上級者向け)
- 簡単に試したいならBing Image Creator
選び方のコツ:
- まず無料ツール(SeaArt、Leonardo.ai)を試す
- 使い方に慣れる
- 必要に応じて有料ツールや高度なツールに移行
大切なこと: AIはあくまで道具です。どのツールを使うかより、「どんなイラストを作りたいか」というビジョンの方が重要です。
何度も生成を繰り返し、試行錯誤することで、自分の理想に近いイラストが作れるようになります。
次のステップ: 今すぐ好きなツールを1つ選んで、アカウントを作成してみましょう。
- SeaArtかLeonardo.aiにアクセス
- アカウント作成(メールアドレスだけでOK)
- 簡単なプロンプトを入力(「魔法使いの少女」など)
- 生成ボタンをクリック
数秒後には、あなたのゲーム用のイラストが完成しているはずです。
AIイラスト生成の世界へようこそ。これから、無限の可能性が広がっています。楽しみながら、素敵なイラストを作ってください!


