初心者が最初に作るべきゲームジャンル7選と理由【2025年完全ガイド】

ゲーム制作風景 ゲーム制作入門

「ゲーム開発を始めたけど、何を作ればいいか分からない…」

「いきなり大作RPGに挑戦して、3日で挫折した…」

「簡単なゲームから始めたいけど、どれが本当に簡単なの?」

もしあなたがこんな悩みを抱えているなら、この記事はまさにあなたのために書かれています。

実は、ゲーム開発を始めた人の約80%が、最初のゲームを完成させられずに挫折しています。その最大の原因は「最初に選ぶゲームジャンルを間違えること」なんです。

私も過去に同じ失敗をしました。初心者なのにいきなりオープンワールドRPGを作ろうとして、マップを作るだけで疲れ果てて挫折…。そんな経験から学んだ、「本当に初心者が完成させられるゲームジャンル」をお伝えします。

この記事では、実際に作って分かった「本当に初心者向きのジャンル」を難易度順に紹介します。各ジャンルで学べるスキル、つまずきポイント、完成までの期間も詳しく解説します。

そして何より大切なのは、「完成させること」が最大の学びだということ。

最初のゲームは傑作である必要はありません。70点のゲームでも、完成させた経験は、あなたの大きな財産になります。

さあ、一緒にあなたの最初のゲームを完成させましょう!


  1. 目次
  2. 1. 【重要】初心者が最初のゲーム選びで失敗する理由
    1. 失敗パターン①:いきなり大作を目指す
    2. 失敗パターン②:「簡単そう」という思い込み
    3. 失敗パターン③:「作りたいゲーム」から始める
    4. 成功の鍵:「完成させられるゲーム」から始める
    5. 💡 重要な真実
  3. 2. ゲームジャンルの難易度を決める5つの要素
    1. 要素①:必要な技術の種類
    2. 要素②:アセット(素材)の量
    3. 要素③:ゲームロジックの複雑さ
    4. 要素④:バランス調整の難易度
    5. 要素⑤:完成までの期間
    6. 📊 5要素の総合評価表
  4. 3. 難易度別:おすすめゲームジャンル7選
    1. 【超初心者向け】難易度 ⭐☆☆☆☆
  5. ① じゃんけんゲーム / 数当てゲーム
    1. なぜ超初心者向きなのか
    2. 実装例:じゃんけんゲーム
    3. 学べるスキル
    4. 実装の難易度
    5. 発展アイデア
    6. 実際に作ってみた感想
    7. こんな人におすすめ
    8. 【初心者向け】難易度 ⭐⭐☆☆☆
  6. ② ブロック崩し(Breakout)
    1. なぜ初心者向きなのか
    2. 最小限の完成形
    3. 学べるスキル
    4. 実装の難易度
    5. つまずきポイントと解決法
    6. 発展アイデア
    7. 実際に作ってみた感想
    8. こんな人におすすめ
  7. ③ 避けゲー(Dodger / 弾幕回避)
    1. なぜ初心者向きなのか
    2. 最小限の完成形
    3. 学べるスキル
    4. 実装の難易度
    5. つまずきポイントと解決法
    6. 発展アイデア
    7. 実際に作ってみた感想
    8. こんな人におすすめ
    9. 【初心者〜中級者向け】難易度 ⭐⭐⭐☆☆
  8. ④ フラッピーバード風ゲーム
    1. なぜおすすめなのか
    2. 最小限の完成形
    3. 学べるスキル
    4. 実装の難易度
    5. つまずきポイントと解決法
    6. 発展アイデア
    7. 実際に作ってみた感想
    8. こんな人におすすめ
  9. ⑤ マッチ3パズル(3つ揃え系)
    1. なぜおすすめなのか
    2. 最小限の完成形
    3. 学べるスキル
    4. 実装の難易度
    5. つまずきポイントと解決法
    6. 発展アイデア
    7. 実際に作ってみた感想
    8. こんな人におすすめ
  10. ⑥ シンプルなプラットフォーマー(横スクロールアクション)
    1. なぜおすすめなのか(と注意点)
    2. 最小限の完成形
    3. 学べるスキル
    4. 実装の難易度
    5. つまずきポイントと解決法
    6. 最小限の完成形(再確認)
    7. 発展アイデア
    8. 実際に作ってみた感想
    9. こんな人におすすめ
  11. ⑦ ビジュアルノベル / アドベンチャーゲーム
    1. なぜおすすめなのか
    2. 最小限の完成形
    3. 学べるスキル
    4. 実装の難易度
    5. つまずきポイントと解決法
    6. 最小限の完成形(再確認)
    7. 発展アイデア
    8. 実際に作ってみた感想
    9. こんな人におすすめ
  12. 4. 逆に避けるべきゲームジャンル5選
    1. ❌ ① オープンワールドRPG
      1. なぜ難しいのか
      2. 数字で見る難易度
      3. 初心者へのアドバイス
    2. ❌ ② 3DのFPS(一人称シューティング)
      1. なぜ難しいのか
      2. 数字で見る難易度
      3. 初心者へのアドバイス
    3. ❌ ③ オンラインマルチプレイゲーム
      1. なぜ難しいのか
      2. 数字で見る難易度
      3. 初心者へのアドバイス
    4. ❌ ④ リアルタイムストラテジー(RTS)
      1. なぜ難しいのか
      2. 数字で見る難易度
      3. 初心者へのアドバイス
    5. ❌ ⑤ 格闘ゲーム
      1. なぜ難しいのか
      2. 数字で見る難易度
      3. 初心者へのアドバイス
    6. 📌 重要なポイント
  13. 5. 最初のゲームを完成させるための3つのコツ
    1. コツ①:スコープを極限まで小さくする
      1. 悪い例
      2. 良い例
      3. 具体的な方法
    2. コツ②:「完璧」を求めない
      1. 悪い例
      2. 良い例
      3. 完璧主義を手放すマインドセット
      4. 実践的なアドバイス
    3. コツ③:期限を設定する
      1. 悪い例
      2. 良い例
      3. 具体的な方法
      4. 期限設定の具体例
    4. 💡 3つのコツまとめ
  14. 6. よくある質問と回答
    1. Q1. プログラミング経験ゼロですが、どのジャンルから始めるべきですか?
    2. Q2. 2Dと3D、どちらから始めるべきですか?
    3. Q3. どのくらいの期間で完成させるべきですか?
    4. Q4. 完成させたゲームは公開すべきですか?
    5. Q5. 好きなゲームのジャンルと、作りやすいジャンルが違います…
    6. Q6. 途中で飽きてしまいそうで心配です…
    7. Q7. グラフィックが描けません…
    8. Q8. どのゲームエンジンを使うべきですか?
  15. 7. まとめ:あなたが作るべき最初のゲーム
    1. 🎯 レベル別おすすめチャート
      1. 【完全初心者】プログラミング経験なし
      2. 【初心者】基本的なプログラミングはできる
      3. 【初級〜中級】簡単なゲームなら作れる
      4. 【中級】本格的なゲームに挑戦したい
    2. 💡 最後に一番大切なこと
    3. 🚀 今日からできること
    4. 📢 あなたへのメッセージ

目次

  1. 【重要】初心者が最初のゲーム選びで失敗する理由
  2. ゲームジャンルの難易度を決める5つの要素
  3. 難易度別:おすすめゲームジャンル7選
  4. 逆に避けるべきゲームジャンル5選
  5. 最初のゲームを完成させるための3つのコツ
  6. よくある質問と回答
  7. まとめ:あなたが作るべき最初のゲーム

1. 【重要】初心者が最初のゲーム選びで失敗する理由

ゲーム開発の世界には、残酷な真実があります。

「最初のゲームを完成させられる人は、全体の20%以下」

なぜ、こんなにも多くの人が挫折してしまうのでしょうか?

失敗パターン①:いきなり大作を目指す

【よくあるダメな例】

初心者Aさん:「オープンワールドRPGを作ろう!広大な世界で冒険できるゲームを!」

1週間後:「マップ作りだけで疲れた…敵キャラも作らなきゃ…アイテムも…」

1ヶ月後:「もう無理…」→ 挫折

なぜダメなのか

  • 必要な技術が多すぎる(マップ作成、戦闘システム、アイテム管理、NPCとの会話…)
  • 完成までの道のりが見えない(ゴールがどこか分からない)
  • 小さな達成感が得られない(いつまで経っても「形」にならない)
  • モチベーションが続かない(終わりが見えないマラソン)

現実

AAA級のRPGは、数百人のチームが2〜3年かけて作ります。一人の初心者が完成させられるわけがありません。


失敗パターン②:「簡単そう」という思い込み

【よくあるダメな例】

初心者Bさん:「マリオみたいなゲームなら簡単でしょ。左右に動いてジャンプするだけだし」

1週間後:「ジャンプが気持ち悪い…壁にめり込む…なんかカクカクする…」

2週間後:「こんなに難しいと思わなかった…」→ 挫折

なぜダメなのか

  • シンプルに見えるゲームほど、実は奥が深い
  • 「気持ちいい操作感」を作るのは超高度な技術(マリオのジャンプは何年もかけて調整されている)
  • 見た目と難易度は必ずしも比例しない
  • 完璧を求めすぎて、永遠に完成しない

現実

マリオの生みの親、宮本茂氏は「マリオのジャンプだけで何ヶ月も調整した」と語っています。


失敗パターン③:「作りたいゲーム」から始める

【よくあるダメな例】

初心者Cさん:「FPSが大好きだから、CODみたいなゲームを作ろう!」

1日後:「3Dが難しすぎる…銃の弾道計算って何…?」

3日後:「もう何も分からない…」→ 挫折

なぜダメなのか

  • 「好き」と「作れる」は全く別のスキル
  • 初心者には技術的ハードルが高すぎる
  • 憧れと現実のギャップに絶望する
  • 基礎を学ばずに応用に挑戦している状態

現実

プロのゲーム開発者でも、FPSを一から作るのは大変です。まして初心者には無謀すぎます。


成功の鍵:「完成させられるゲーム」から始める

では、どうすれば挫折せずに最初のゲームを完成させられるのでしょうか?

正しいアプローチ

  1. 技術的に実現可能なゲームを選ぶ
    • 自分のスキルレベルに合ったジャンル
    • 必要な技術が明確で限定的
  2. スコープ(規模)を小さく設定する
    • 「最小限の完成形」を定義する
    • 機能を3つまでに絞る
  3. 「完成させる」ことを最優先にする
    • グラフィックは二の次
    • まずは動くものを作る
  4. 完成体験を積んでから、次のステップへ
    • 1作目で学んだことを2作目に活かす
    • 徐々に難易度を上げていく

💡 重要な真実

「完成させた平凡なゲーム」は、「未完成の大作」の100倍価値がある

あなたのポートフォリオに並ぶのは、未完成の大作ではなく、完成した小さなゲームであるべきです。


2. ゲームジャンルの難易度を決める5つの要素

「このゲームは簡単」「このゲームは難しい」と言われますが、何が難易度を決めるのでしょうか?

ゲーム開発の難易度は、以下の5つの要素で決まります。


要素①:必要な技術の種類

技術が少ない=簡単

【簡単な例】じゃんけんゲーム

  • 必要な技術:変数、条件分岐、ランダム関数
  • 技術数:3つ

【難しい例】3DのFPS

  • 必要な技術:3Dモデリング、アニメーション、カメラ制御、物理演算、射撃処理、AI、マルチプレイ通信…
  • 技術数:10個以上

判断基準

  • 必要な技術が 3つ以内 → 簡単
  • 必要な技術が 5つ以上 → 難しい
  • 必要な技術が 10個以上 → 超難しい

要素②:アセット(素材)の量

素材が少ない=簡単

【簡単な例】ブロック崩し

  • パドル(1個)
  • ボール(1個)
  • ブロック(1種類を複製)
  • 背景(1枚)
  • 合計:実質3〜4個の素材

【難しい例】RPG

  • キャラクター(数十体)
  • 敵キャラ(数十種類)
  • マップ(数十枚)
  • アイテム(数百個)
  • UI(数十種類)
  • 合計:数百個の素材

判断基準

  • 必要なアセットが 10個以内 → 簡単
  • 必要なアセットが 50個以上 → 難しい
  • 必要なアセットが 100個以上 → 超難しい

現実的なアドバイス

グラフィックが苦手なら、フリー素材を使うのも全然OK。最初のゲームは「完成させること」が最優先です。


要素③:ゲームロジックの複雑さ

ロジックがシンプル=簡単

【簡単な例】じゃんけん

if プレイヤー == グー and 敵 == チョキ:
    プレイヤーの勝ち
elif プレイヤー == グー and 敵 == パー:
    プレイヤーの負け
else:
    引き分け

→ if文が数個で実装できる

【難しい例】戦略ゲームのAI

- 敵の位置を判定
- 最適な攻撃位置を計算
- 味方との連携を考慮
- リソース管理
- 長期的な戦略を立てる

→ 複雑なアルゴリズムと大量の計算が必要

判断基準

  • if文が10個以内で実装できる → 簡単
  • 複雑な計算式が必要 → 難しい
  • AI・アルゴリズムが必要 → 超難しい

要素④:バランス調整の難易度

調整が簡単=簡単

【簡単な例】避けゲー

  • 障害物の速度を上げるだけで難易度UP
  • 数値を変えるだけで調整完了
  • テストプレイも短時間で済む

【難しい例】対戦格闘ゲーム

  • キャラクターAとBの強さのバランス
  • 技の発生フレーム、硬直フレームの調整
  • 無限コンボの排除
  • 何百時間ものテストプレイが必要

判断基準

  • 数値を変えるだけで調整できる → 簡単
  • 何度もテストプレイが必要 → 難しい
  • プレイヤー同士の対戦バランスが必要 → 超難しい

要素⑤:完成までの期間

短期間で完成=簡単

【簡単な例】1週間で完成するゲーム

  • 集中力が続く
  • モチベーションが維持できる
  • ゴールが見える
  • すぐに達成感が得られる

【難しい例】3ヶ月以上かかるゲーム

  • 途中で飽きる
  • モチベーションが続かない
  • 他のことに気が移る
  • 完成が見えず絶望する

判断基準

  • 1週間以内に完成できる → 超簡単
  • 1ヶ月以内に完成できる → 簡単
  • 3ヶ月以上かかる → 挫折リスク大

重要なポイント

最初のゲームは、できるだけ短期間で完成させましょう。長期プロジェクトは、経験を積んでから挑戦すべきです。


📊 5要素の総合評価表

ゲームジャンル技術数素材量ロジック調整期間総合難易度
じゃんけん★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆⭐ 超簡単
ブロック崩し★★☆★☆☆★★☆★★☆★☆☆⭐⭐ 簡単
避けゲー★★☆★☆☆★★☆★★☆★☆☆⭐⭐ 簡単
パズル★★★★★☆★★★★★☆★★☆⭐⭐⭐ 普通
プラットフォーマー★★★★★★★★★★★★★★★★⭐⭐⭐⭐ やや難
RPG★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★⭐⭐⭐⭐⭐ 超難

この5要素を理解すれば、「このゲームは自分に作れるか?」を判断できるようになります。


3. 難易度別:おすすめゲームジャンル7選

それでは、難易度順におすすめのゲームジャンルを紹介していきます。

自分のレベルに合ったものから始めましょう!


【超初心者向け】難易度 ⭐☆☆☆☆

① じゃんけんゲーム / 数当てゲーム

「プログラミングを学びながら、最初のゲームを完成させよう」

なぜ超初心者向きなのか

これらのゲームは、プログラミングの基礎だけで作れます

  • グラフィック不要(テキストだけでOK)
  • 2D/3Dの知識不要
  • 変数、条件分岐、ランダム関数だけで完成
  • 完成までわずか1〜3日

「ゲーム開発」というより「プログラミング入門」に近いですが、これも立派なゲームです。

実装例:じゃんけんゲーム

最小限の実装

1. コンピューターがランダムで手を選ぶ
2. プレイヤーが手を選ぶ
3. 勝敗を判定して表示

これだけ!シンプルですが、ゲームとして成立しています。

学べるスキル

✅ 変数の使い方(プレイヤーの手、コンピューターの手を保存) ✅ if文(条件分岐)(勝敗の判定) ✅ ランダム関数(コンピューターの手をランダムに決定) ✅ 基本的なゲームループ(繰り返し遊べる仕組み) ✅ 入力処理(プレイヤーの選択を受け取る)

実装の難易度

項目難易度
プログラミング⭐☆☆☆☆ 超簡単
グラフィック⭐☆☆☆☆ 不要
ゲームデザイン⭐☆☆☆☆ ルールは既知
完成までの期間1〜3日

発展アイデア

基本ができたら、こんな機能を追加してみましょう:

  1. スコアシステム:勝った回数を記録
  2. 連勝ボーナス:3連勝で得点2倍
  3. アニメーション効果:手が出るときの演出
  4. 5種類じゃんけん:石、紙、ハサミ、トカゲ、スポック
  5. 難易度選択:コンピューターが強くなる

実際に作ってみた感想

「プログラミング初心者の私でも、1日で完成させられました。if文の使い方が実践的に学べて、『自分でもゲームが作れるんだ!』という自信になりました。次のステップへの大きな一歩でした」

こんな人におすすめ

✅ プログラミングを今から学び始める人 ✅ とにかく最初のゲームを完成させたい人 ✅ グラフィック作成が苦手な人 ✅ まずは達成感を味わいたい人


【初心者向け】難易度 ⭐⭐☆☆☆

② ブロック崩し(Breakout)

「2Dゲーム開発の基礎を学ぶ最高の教材」

なぜ初心者向きなのか

ブロック崩しは、2Dゲーム開発の基本要素が全て詰まっています

  • スプライト表示(画像の表示)
  • 当たり判定(コリジョン)
  • 物理演算(ボールの反射)
  • 入力処理(パドルの操作)

これらの技術は、他の2Dゲームでも必ず使います。つまり、ブロック崩しを作れば、2Dゲーム開発の基礎が身につくんです。

最小限の完成形

  1. パドル(プレイヤーが操作)
  2. ボール(跳ね返る)
  3. ブロック(壊れる)
  4. 壁(ボールが反射)

この4つがあれば、立派なブロック崩しです!

学べるスキル

✅ 2Dスプライトの表示(画像をゲーム画面に表示) ✅ 当たり判定の実装(ボールとブロックの衝突検知) ✅ 物理演算の基礎(ボールの反射角度) ✅ 入力処理(キーボード/マウスでパドル操作) ✅ ゲームステート管理(開始、プレイ中、ゲームオーバー) ✅ オブジェクトの削除(壊れたブロックを消す)

実装の難易度

項目難易度
プログラミング⭐⭐☆☆☆ 基礎レベル
グラフィック⭐☆☆☆☆ 四角形でOK
ゲームデザイン⭐⭐☆☆☆ ルールは単純
完成までの期間3〜7日

つまずきポイントと解決法

ポイント①:ボールの反射がおかしい

「壁に当たったのに変な方向に飛んでいく…」

解決法

  • ゲームエンジンの物理エンジンを使う(Unity、Godotなら自動で計算)
  • 自分で実装する場合:反射の計算式を学ぶ(入射角=反射角)

ポイント②:パドルでボールをコントロールできない

「パドルに当たっても、いつも同じ角度で跳ね返る…」

解決法

  • パドルのどこに当たったかで反射角度を変える
  • 中央に当たったら垂直、端に当たったら斜めに

発展アイデア

基本ができたら、こんな機能を追加してみましょう:

  1. アイテム落下:パドル拡大、ボール増加、スロー
  2. 特殊ブロック:硬いブロック(2回で壊れる)、動くブロック
  3. 複数ステージ:ステージクリアで次のステージへ
  4. スコアシステム:ブロックの色で得点が変わる
  5. コンボシステム:連続で壊すとボーナス

実際に作ってみた感想

「当たり判定の実装で少し苦労しましたが、1週間で完成できました。ボールが『気持ちよく跳ね返る』ようになるまで何度も調整しましたが、その過程が楽しかったです。友達に遊んでもらったら『懐かしい!面白い!』と言われて嬉しかったです」

こんな人におすすめ

✅ 2Dゲーム開発を学びたい人 ✅ 物理演算に興味がある人 ✅ 昔ながらのゲームが好きな人 ✅ 1週間で完成させたい人


③ 避けゲー(Dodger / 弾幕回避)

「シンプルだけど中毒性のあるゲームが作れる」

なぜ初心者向きなのか

避けゲーは、実装がとにかくシンプルです。

  • プレイヤーを左右(または上下左右)に動かす
  • 障害物を上から下へ(または画面全体から)動かす
  • 衝突したらゲームオーバー

これだけで、立派なゲームになります。しかも、スピードを上げるだけで難易度が上がるので、ゲーム性も出やすいんです。

最小限の完成形

  1. プレイヤー(1体)
  2. 障害物(数種類)
  3. 移動処理
  4. 当たり判定
  5. スコア表示

学べるスキル

✅ オブジェクトの移動(プレイヤー、障害物の動き) ✅ 当たり判定(衝突検知) ✅ スコアシステム(生存時間をスコアに) ✅ 難易度の段階的上昇(時間経過でスピードアップ) ✅ ゲームオーバー処理(リトライ、メニューへ戻る) ✅ オブジェクトの生成と削除(画面外に出た障害物を消す)

実装の難易度

項目難易度
プログラミング⭐⭐☆☆☆ 基礎レベル
グラフィック⭐☆☆☆☆ シンプルな図形でOK
ゲームデザイン⭐⭐☆☆☆ ルールは超単純
完成までの期間3〜5日

つまずきポイントと解決法

ポイント①:障害物の生成タイミングが難しい

「どのくらいの間隔で障害物を出せばいいか分からない…」

解決法

  • タイマーを使って一定間隔(例:1秒ごと)で生成
  • 慣れたら、ランダムな間隔にして変化をつける

ポイント②:難易度調整が難しい

「最初から難しすぎる」または「いつまでも簡単すぎる」

解決法

  • 時間経過で徐々にスピードアップ(例:10秒ごとに5%速くする)
  • スコアに応じて障害物の数を増やす

発展アイデア

  1. アイテム取得:無敵、スロー、得点2倍、シールド
  2. 障害物の種類:動きが違う(左右に揺れる、追尾するなど)
  3. 背景スクロール:スピード感の演出
  4. コンボシステム:ギリギリで避けるとボーナス
  5. キャラクター選択:見た目が変わるだけでも楽しい

実際に作ってみた感想

「初めて『ゲームらしいゲーム』が作れて感動しました。実装は簡単なのに、遊んでみると意外と面白くて、自分でも何度も遊んでしまいました。友達に遊んでもらったら『シンプルだけど中毒性ある!』と言われて、ゲーム開発の楽しさを実感しました」

こんな人におすすめ

✅ 短期間で完成させたい人 ✅ シンプルなゲームが好きな人 ✅ スマホゲーム風のゲームを作りたい人 ✅ 「自分で作ったゲームで遊びたい」人


【初心者〜中級者向け】難易度 ⭐⭐⭐☆☆

④ フラッピーバード風ゲーム

「ワンボタンゲームの奥深さを学ぶ」

なぜおすすめなのか

フラッピーバードは、操作はシンプルだけど、実装は奥が深いゲームです。

タップ(クリック)だけで遊べるシンプルさなのに、「気持ちいい操作感」を出すのは意外と難しい。この「シンプルだけど奥が深い」という特性が、学びに最適なんです。

最小限の完成形

  1. プレイヤー(鳥)が重力で落下
  2. タップ/クリックでジャンプ
  3. 障害物(土管)が自動生成
  4. 障害物を避け続ける
  5. 衝突したらゲームオーバー

学べるスキル

✅ 重力と加速度の実装(リアルな落下感) ✅ ワンボタン操作の設計(シンプルだけど奥深い) ✅ 無限スクロール背景(ずっと進んでいる感じ) ✅ 障害物の自動生成と削除(メモリ管理) ✅ ハイスコア保存(データの永続化) ✅ 気持ちいい操作感の追求(ゲームフィールの重要性)

実装の難易度

項目難易度
プログラミング⭐⭐⭐☆☆ 中級レベル
グラフィック⭐⭐☆☆☆ シンプルでOK
ゲームデザイン⭐⭐⭐☆☆ 調整が重要
完成までの期間1〜2週間

つまずきポイントと解決法

ポイント①:気持ちいいジャンプが作れない

「ジャンプが弱すぎる」「強すぎる」「なんか気持ち悪い」

解決法

  • 重力の強さと、ジャンプの初速度のバランス調整(試行錯誤が必要)
  • 参考値:重力 = 0.5、ジャンプ力 = -8 くらいから調整
  • 何度もテストプレイして、自分で「気持ちいい」と思えるまで調整

ポイント②:難易度が高すぎる/低すぎる

「誰もクリアできない」「簡単すぎてつまらない」

解決法

  • 障害物の隙間の広さを調整(プレイヤーの高さの3〜4倍が目安)
  • 障害物の生成間隔を調整(2〜3秒間隔が目安)

ポイント③:障害物が画面外に出たら削除を忘れる

「ゲームを長時間プレイすると重くなる…」

解決法

  • 画面外に出た障害物は必ず削除する処理を入れる
  • メモリリーク対策は重要

発展アイデア

  1. キャラクターの種類:見た目が変わるだけでも楽しい
  2. ステージの背景:昼→夕方→夜と変化
  3. アチーブメントシステム:「100点到達」など
  4. オンラインランキング:世界中のプレイヤーと競争
  5. パワーアップアイテム:一時的に無敵など

実際に作ってみた感想

「『気持ちいい操作感』を出すのが想像以上に難しかったです。重力とジャンプ力の調整だけで3日かかりました。でも、調整を重ねて自分でも『これは楽しい!』と思えるゲームになったときの達成感は最高でした。友達が夢中で遊んでくれて、ハイスコアを競い合ったのも良い思い出です」

こんな人におすすめ

✅ ワンボタンゲームを作りたい人 ✅ スマホゲーム風のゲームに興味がある人 ✅ ゲームフィールの重要性を学びたい人 ✅ 調整作業が好きな人


⑤ マッチ3パズル(3つ揃え系)

「パズルゲームの基礎とアルゴリズム的思考を学ぶ」

なぜおすすめなのか

マッチ3パズル(Candy Crushのようなゲーム)は、プログラミング力がしっかり身につくゲームです。

2次元配列の操作、マッチング判定のアルゴリズム、ブロックの落下処理など、プログラミングの実践的なスキルが学べます。完成したときの満足度も高いです。

最小限の完成形

  1. グリッド(6×6など)にブロックを配置
  2. 隣接するブロックを交換できる
  3. 同じ色が3つ以上並んだら消える
  4. 消えたブロックの上から新しいブロックが落ちてくる
  5. スコアを表示

学べるスキル

✅ 2次元配列の操作(グリッド管理) ✅ グリッドシステム(マス目ベースの配置) ✅ マッチング判定アルゴリズム(3つ揃ったか判定) ✅ アニメーション処理(ブロック消滅、落下の演出) ✅ スコア計算とコンボシステム(連鎖ボーナス) ✅ 状態管理(プレイヤーの操作を待つ、落下中は操作不可など)

実装の難易度

項目難易度
プログラミング⭐⭐⭐☆☆ 中級レベル
グラフィック⭐⭐☆☆☆ カラフルなブロック
ゲームデザイン⭐⭐⭐☆☆ ルールは明確
完成までの期間2〜3週間

つまずきポイントと解決法

ポイント①:マッチング判定が複雑

「3つ揃ったか判定するコードが書けない…」

解決法

  • まずは横方向だけ実装(縦方向は後回し)
  • 1マスずつチェックして、「右隣2つが同じ色か?」を判定
  • 慣れたら縦方向、斜めも追加

ポイント②:ブロックの落下処理が難しい

「消えたブロックの上のブロックが落ちてこない…」

解決法

  • 物理演算は使わず、座標を直接変更する方法がシンプル
  • 下から順番に「下に空きがあれば下へ移動」を繰り返す

ポイント③:連鎖が止まらない

「ブロックが消え続けて、ゲームが進まない…」

解決法

  • 「消す→落とす→判定→消す…」を1サイクルずつ処理
  • アニメーションが終わるまで次の処理を待つ

発展アイデア

  1. 特殊ブロック:爆弾(周囲を消す)、レインボー(全色と合う)
  2. ステージ制:目標スコアでクリア
  3. 制限時間/制限手数:緊張感を追加
  4. 障害物:氷ブロック(2回消さないと消えない)
  5. レベルエディタ:自分でステージを作れる

実際に作ってみた感想

「2次元配列の操作に最初は苦戦しましたが、完成したときは『本格的なパズルゲームが作れた!』という達成感がありました。自分でも遊べるし、友達が夢中で遊んでくれて、『スマホゲームみたい!』と言われて嬉しかったです。プログラミング力がかなり上がったと実感できました」

こんな人におすすめ

✅ パズルゲームが好きな人 ✅ プログラミング力を伸ばしたい人 ✅ アルゴリズム的思考を学びたい人 ✅ やりがいのあるゲームを作りたい人


⑥ シンプルなプラットフォーマー(横スクロールアクション)

「2Dアクションゲームの基礎を学ぶ(注意:見た目より難しい)」

なぜおすすめなのか(と注意点)

プラットフォーマー(マリオのようなゲーム)は、2Dアクションゲームの基礎が学べる最高の教材です。

ただし、⚠️ 注意:シンプルに見えて実は難しいです。

「マリオみたいなゲームなら簡単でしょ」と思うと挫折します。「気持ちいい操作感」を出すのは超高度な技術です。

完璧を求めすぎず、「動けばOK」と割り切ることが重要です。

最小限の完成形

  1. プレイヤーが左右に移動できる
  2. ジャンプできる
  3. 地面に立てる(落下しない)
  4. ゴール地点に到達したらクリア

これだけで「完成」とする!

敵、アイテム、複数ステージは後回しでOKです。

学べるスキル

✅ キャラクター操作(移動、ジャンプ) ✅ 重力と物理演算(落下、着地) ✅ タイルマップ(ステージ作成) ✅ カメラ追従(プレイヤーを画面中央に) ✅ アニメーション切り替え(歩く、ジャンプ、アイドル) ✅ 当たり判定の詳細(壁、床、天井との衝突)

実装の難易度

項目難易度
プログラミング⭐⭐⭐☆☆ 中級レベル
グラフィック⭐⭐⭐☆☆ アニメーションが必要
ゲームデザイン⭐⭐⭐⭐☆ 操作感が命
完成までの期間3〜4週間

つまずきポイントと解決法

ポイント①:ジャンプの挙動が気持ち悪い

「ジャンプが重い」「軽すぎる」「なんか違和感がある」

解決法

  • 最初は完璧を求めず、「動けばOK」で割り切る
  • ゲームエンジンのキャラクターコントローラーを使う(一から作らない)
  • 調整は後回し(まずは完成を優先)

ポイント②:壁や床との当たり判定がおかしい

「壁にめり込む」「床をすり抜ける」「空中で止まる」

解決法

  • 物理エンジンのキャラクターコントローラーを使う(自作は避ける)
  • Unity:Character Controller、Godot:KinematicBody2D

ポイント③:スコープが広がりすぎる

「敵も作らなきゃ」「アイテムも」「複数ステージも」→ 完成しない

解決法

  • 敵、アイテムは後回し
  • まずは「ゴールまで到達できる」だけで完成とする
  • 拡張は完成後に考える

最小限の完成形(再確認)

✅ プレイヤーが左右に移動できる ✅ ジャンプできる ✅ 地面に立てる ✅ ゴール地点に到達したらクリア

これだけ!これで完成です!

発展アイデア

完成後に、こんな機能を追加してみましょう:

  1. 敵キャラクター:踏むと倒せる
  2. コイン/アイテム:取得でスコアアップ
  3. 複数ステージ:3〜5ステージ
  4. ボス戦:最後のステージにボス
  5. 隠し要素:隠し通路、隠しアイテム

実際に作ってみた感想

「『マリオみたいなゲームなら簡単でしょ』と思って始めたら大間違いでした。気持ちいいジャンプを作るだけで1週間かかりました。『完璧を求めない』と決めて、『とりあえずゴールまで行ければOK』としたら、3週間で完成できました。達成感は格別です」

こんな人におすすめ

✅ 2Dアクションゲームを作りたい人 ✅ マリオのようなゲームに憧れがある人 ✅ 完璧主義を手放せる人 ✅ 4週間の時間が取れる人

⚠️ こんな人には向かない ❌ 「マリオと同じクオリティ」を求める人 ❌ 完璧主義な人 ❌ 短期間で完成させたい人


⑦ ビジュアルノベル / アドベンチャーゲーム

「ストーリーテリングとゲーム演出を学ぶ」

なぜおすすめなのか

ビジュアルノベルは、プログラミングよりストーリーや演出が重要なゲームです。

コードは比較的シンプルで、複雑な物理演算も不要。バグも少なく、完成させやすいです。文章を書くのが好きな人、自分の世界観を表現したい人に最適です。

最小限の完成形

  1. テキストが表示される
  2. クリックで次のテキストへ
  3. 選択肢が出る(2択)
  4. 選択によってストーリーが分岐
  5. エンディング(2種類)

ストーリーは超短編でOK! 10分で終わる物語でも立派なノベルゲームです。

学べるスキル

✅ ダイアログシステム(テキスト表示、改行、速度調整) ✅ 選択肢分岐処理(if文での分岐) ✅ フラグ管理(選択によって変わる変数) ✅ セーブ/ロード機能(データの保存) ✅ 演出(フェードイン/アウト、BGM、効果音) ✅ UI設計(読みやすいテキストボックス)

実装の難易度

項目難易度
プログラミング⭐⭐☆☆☆ 基礎〜中級
グラフィック⭐⭐⭐☆☆ キャラクター立ち絵
ゲームデザイン⭐⭐⭐⭐☆ ストーリー次第
完成までの期間2〜4週間

つまずきポイントと解決法

ポイント①:ストーリーが書けない

「壮大な物語を書こうとして、筆が進まない…」

解決法

  • 最初は超短編(10分で終わる)でOK
  • 「出会い→事件→解決」のシンプルな構成
  • 好きな小説や映画の構造を参考に

ポイント②:立ち絵(キャラクターの絵)が描けない

「絵が描けないからノベルゲームは無理…」

解決法

  • フリー素材を使う(商用可のものも多い)
  • シルエットだけでも雰囲気は出る
  • テキストのみのノベルゲームもあり

ポイント③:分岐が複雑になりすぎる

「分岐しすぎて、どこに何を書いたか分からない…」

解決法

  • 最初は2択×2回(エンディング4種類)くらいにする
  • フローチャートを紙に描いて整理

最小限の完成形(再確認)

  1. テキスト表示
  2. 選択肢(2択を2回)
  3. エンディング4種類

これだけで立派なノベルゲーム!

発展アイデア

  1. 複雑な分岐ルート:10個以上のエンディング
  2. キャラクターボイス:音声ファイルを再生
  3. BGM/効果音:雰囲気を盛り上げる
  4. ギャラリー機能:クリアしたCGを見返せる
  5. 選択肢タイマー:制限時間内に選択

実際に作ってみた感想

「プログラミングが苦手な私でも完成できました。自分の書いたストーリーがゲームになる喜びは格別です。友達に遊んでもらったら『泣いた』と言われて、ゲーム制作の素晴らしさを実感しました。文章を書くのが好きな人には本当におすすめです」

こんな人におすすめ

✅ 文章を書くのが好きな人 ✅ ストーリー重視のゲームを作りたい人 ✅ プログラミングが苦手な人 ✅ 自分の世界観を表現したい人


4. 逆に避けるべきゲームジャンル5選

ここからは、初心者が最初に作ると挫折しやすいジャンルを紹介します。

これらは決して「作ってはいけない」わけではありません。ただし、最初のゲームとしては不適切です。経験を積んでから挑戦しましょう。


❌ ① オープンワールドRPG

「壮大すぎて、完成しない」

なぜ難しいのか

  • マップ制作だけで膨大な時間(1つの街を作るだけで1週間〜1ヶ月)
  • アイテム、敵、NPCの管理が超複雑(数百個のデータ管理)
  • バランス調整が超困難(レベル、装備、スキルの組み合わせ)
  • 完成まで最低でも6ヶ月〜数年(個人では事実上不可能)

数字で見る難易度

  • 必要なアセット:数千個
  • 必要な技術:20種類以上
  • 開発期間:数年
  • プロのチーム:50〜200人

初心者へのアドバイス

まずは:

  • 1画面完結のミニRPG
  • 戦闘だけのRPG(ダンジョン探索なし)
  • ターン制バトルだけを実装

それができたら:

  • 小さなマップ(3〜5マス)のRPG
  • 敵3種類、アイテム5種類程度

❌ ② 3DのFPS(一人称シューティング)

「3Dとシューティングのダブルパンチ」

なぜ難しいのか

  • 3D空間の理解が必要(座標系、カメラ、ライティング)
  • カメラ制御が非常に難しい(FPS視点は特に複雑)
  • 銃の射撃処理が複雑(弾道計算、ヒットスキャン、レイキャスト)
  • マルチプレイはさらに超困難(ネットワークプログラミング)

数字で見る難易度

  • 必要な技術:15種類以上
  • 3Dモデル:数十〜数百個
  • 開発期間:6ヶ月〜2年
  • プロのチーム:20〜100人

初心者へのアドバイス

まずは:

  • 2Dのトップビューシューティング
  • 固定カメラの3Dシューティング

それができたら:

  • 3Dだけど、シンプルな操作のゲーム
  • レールシューティング(移動は自動)

❌ ③ オンラインマルチプレイゲーム

「ネットワークプログラミングは別次元の難しさ」

なぜ難しいのか

  • サーバー・クライアント通信の知識が必須
  • データ同期の問題(ラグ、不正防止)
  • セキュリティ対策(チート対策、個人情報保護)
  • ネットワークプログラミングの専門知識が必要

数字で見る難易度

  • 必要な技術:ゲーム開発 + ネットワーク + セキュリティ
  • サーバー費用:月額数千円〜数万円
  • 開発期間:1年以上
  • プロのチーム:10〜50人(+ インフラエンジニア)

初心者へのアドバイス

まずは:

  • シングルプレイのゲームを5〜10個完成させる
  • ネットワークプログラミングを別途学ぶ

それができたら:

  • ローカルマルチプレイ(同じPC/デバイスで2人プレイ)
  • 非同期マルチプレイ(ターン制、リアルタイムじゃない)

❌ ④ リアルタイムストラテジー(RTS)

「AIとバランス調整の地獄」

なぜ難しいのか

  • AI実装が超高度(敵の思考ルーチン)
  • パスファインディング(経路探索アルゴリズム)が必須
  • バランス調整が極めて複雑(ユニット、建物、資源)
  • UIが大量に必要(ミニマップ、ユニット選択、建設メニュー…)

数字で見る難易度

  • 必要な技術:20種類以上
  • バランス調整:数百時間
  • 開発期間:2年以上
  • プロのチーム:30〜100人

初心者へのアドバイス

まずは:

  • ターン制の簡単な戦略ゲーム
  • 将棋やチェスのようなボードゲーム

それができたら:

  • シンプルなRTS(ユニット3種類、建物3種類のみ)
  • タワーディフェンス(RTSより簡単)

❌ ⑤ 格闘ゲーム

「フレーム単位の調整が必要な職人技」

なぜ難しいのか

  • コマンド入力システムが複雑(↓↘→+P など)
  • アニメーション制作が大変(攻撃、防御、各種モーション)
  • フレーム単位の調整が必要(1/60秒単位)
  • バランス調整が極めて困難(キャラクター間の強さ)

数字で見る難易度

  • 必要なアニメーション:キャラ1人あたり50〜100個
  • 調整項目:数千個
  • 開発期間:2年以上
  • プロのチーム:30〜100人

初心者へのアドバイス

まずは:

  • シンプルな対戦アクション(スマブラ風、ボタン1つで攻撃)
  • じゃんけん形式の対戦ゲーム

それができたら:

  • 2Dアクションゲーム(CPU戦のみ)
  • ごく簡単な格闘ゲーム(技は3種類のみ)

📌 重要なポイント

これらのジャンルは、将来的に挑戦する価値はあります

ただし、最初のゲームとしては不適切です。

正しい順序:

  1. 簡単なゲームを5〜10個完成させる
  2. 必要な技術を個別に学ぶ
  3. 中規模のゲームに挑戦
  4. 十分な経験を積んでから、大作に挑戦

5. 最初のゲームを完成させるための3つのコツ

ここまで、おすすめのジャンルと避けるべきジャンルを紹介してきました。

最後に、最初のゲームを確実に完成させるための3つのコツをお伝えします。


コツ①:スコープを極限まで小さくする

「機能を削りまくる勇気」

悪い例

「10ステージのプラットフォーマーを作る!」

  • ステージ1:草原
  • ステージ2:砂漠
  • ステージ3:雪原
  • …(以下略)

結果:ステージ2を作っている途中で挫折

良い例

1ステージだけのプラットフォーマーを作る」

  • それが完成したら、次を考える
  • まずは最小限の完成を目指す

具体的な方法

機能を3つまでに絞る

悪い例:

  • 移動、ジャンプ、攻撃、アイテム取得、敵を倒す、スコア、ライフ、ボス戦、隠し要素…

良い例:

  • 移動、ジャンプ、ゴール到達

「最小限の完成形」を明確にする

  • 何があれば「完成」と言えるか?
  • それ以外は全て「後回し」

例:ブロック崩しの場合

最小限の完成形: ✅ パドル、ボール、ブロックがある ✅ ボールが跳ね返る ✅ ブロックが壊れる ✅ ボールを落としたらゲームオーバー

後回し: ❌ ステージ追加 ❌ アイテム ❌ スコアランキング ❌ BGM


コツ②:「完璧」を求めない

「70点で完成させる方が、100点を目指して未完成より100倍価値がある」

悪い例

「グラフィックが気に入らないから全部作り直し…」 → 3日かけて作り直し → また気に入らない → 永遠に完成しない

良い例

「グラフィックは四角形でOK!まずは動くものを完成させる」 → 完成 → 後から差し替え(またはそのまま公開)

完璧主義を手放すマインドセット

「完璧なゲーム」は存在しない

  • マリオだって最初はシンプルだった
  • Minecraftのグラフィックは「四角」
  • Among Usのグラフィックは超シンプル

重要なのは「完成させること」

  • 未完成の100点より、完成した70点
  • 完成させた経験が、次のゲームに活きる

後から改善できる

  • まずは動くものを作る
  • 完成後に、気になる部分を改善
  • それでも十分

実践的なアドバイス

「これで完成」の基準を決める

  1. プレイヤーが操作できる
  2. ゲームオーバーになる
  3. クリア/ゴールがある

これだけで「完成」!


コツ③:期限を設定する

「締め切りは最強のモチベーション」

悪い例

「いつか完成させよう…」 → 1週間後:「今日は疲れたから明日やろう」 → 1ヶ月後:「もう何を作ってたか忘れた…」 → 永遠に未完成

良い例

2週間後の日曜日に絶対公開する!」 → カレンダーに「ゲーム公開日」と書く → SNSで「○月○日に公開します」と宣言 → 期限が強制力になる → 完成!

具体的な方法

1. カレンダーに「公開日」を書く

  • 紙のカレンダーに大きく書く
  • スマホのカレンダーにアラーム設定
  • 毎日見える場所に貼る

2. SNSで宣言する

  • 「○月○日にゲームを公開します!」とツイート
  • 友達に「遊んでね」と伝える
  • 見られている意識が継続の力に

3. 友達に「遊んでもらう日」を約束

  • 「来週の土曜日、俺が作ったゲーム遊んでくれる?」
  • 約束してしまえば、やらざるを得ない

4. 小さなマイルストーン(中間目標)を設定

  • 1日目:プレイヤーを動かす
  • 3日目:敵を配置
  • 5日目:ゴールを実装
  • 7日目:完成

期限設定の具体例

ゲームジャンル推奨期限
じゃんけんゲーム3日
ブロック崩し1週間
避けゲー1週間
フラッピーバード風2週間
マッチ3パズル3週間
プラットフォーマー4週間
ビジュアルノベル3週間

💡 3つのコツまとめ

  1. スコープを極限まで小さくする
    • 機能を3つまでに絞る
    • 「最小限の完成形」を明確にする
  2. 「完璧」を求めない
    • 70点で完成させる
    • 後から改善できる
  3. 期限を設定する
    • カレンダーに書く
    • SNSで宣言する
    • 友達と約束する

この3つを守れば、挫折せずに完成できます!


6. よくある質問と回答

Q1. プログラミング経験ゼロですが、どのジャンルから始めるべきですか?

A. じゃんけんゲームまたは数当てゲームから始めましょう。

理由:

  • グラフィック不要(テキストだけでOK)
  • プログラミングの基礎(変数、条件分岐、ループ)だけで作れる
  • 1〜3日で完成するので、達成感も得やすい

おすすめの学習順序:

  1. じゃんけんゲームで基礎を学ぶ(3日)
  2. 数当てゲームで応用(3日)
  3. ブロック崩しで2D開発を学ぶ(1週間)
  4. 自分の好きなジャンルに挑戦

Q2. 2Dと3D、どちらから始めるべきですか?

A. 絶対に2Dから始めてください。

3Dが難しい理由:

  • カメラ制御が複雑
  • 3Dモデル制作が必要(モデリングソフトの学習も)
  • 処理が重い(低スペックPCでは厳しい)
  • デバッグが難しい(Z軸の概念)
  • 学習コストが2Dの3〜5倍

2Dのメリット:

  • シンプルで分かりやすい
  • グラフィック作成が簡単
  • 処理が軽い
  • デバッグが簡単

学習順序:

  1. 2Dで基礎を学ぶ(5〜10個のゲームを完成)
  2. 2Dで物理演算、アニメーションなどを習得
  3. 十分な経験を積んでから、3Dに挑戦

Q3. どのくらいの期間で完成させるべきですか?

A. 1〜2週間を目標にしましょう。

理由:

  • 1ヶ月以上かかると、モチベーション維持が難しい
  • 短期集中の方が、学習効率が良い
  • 早く完成体験を得ることが重要

期間別のおすすめ:

  • 3日:じゃんけんゲーム、数当てゲーム
  • 1週間:ブロック崩し、避けゲー
  • 2週間:フラッピーバード風
  • 3週間:マッチ3パズル、ビジュアルノベル
  • 4週間:プラットフォーマー

注意: 最初のゲームが1ヶ月以上かかるなら、スコープが大きすぎます。機能を削りましょう。


Q4. 完成させたゲームは公開すべきですか?

A. 絶対に公開すべきです!

公開するメリット:

  1. フィードバックが得られる(改善点が分かる)
  2. ポートフォリオになる(就職活動にも使える)
  3. モチベーションアップ(人に遊んでもらえる喜び)
  4. 次のゲームへの原動力(「もっと良いものを」という気持ち)
  5. 仲間ができる(同じ志の人と繋がれる)

公開先:

  • itch.io:無料で簡単に公開できる(おすすめ)
  • Google Play / App Store:スマホアプリとして
  • Steam:本格的に販売したい場合
  • GitHub:コードも公開したい場合

「完璧じゃないから公開できない」は間違い

  • みんな最初は下手
  • 完璧なゲームは存在しない
  • まずは公開してみよう

Q5. 好きなゲームのジャンルと、作りやすいジャンルが違います…

A. 最初は作りやすいジャンルを選びましょう。

理由: 「作りたいゲーム」は、経験を積んでから挑戦すべきです。

おすすめの順序:

  1. 作りやすいゲームで「完成体験」を得る(1〜2作)
  2. 基礎スキルを身につける
  3. 少し難しいゲームに挑戦(3〜5作)
  4. スキルアップしてから、好きなジャンルに挑戦

例:FPSが好きな場合

  1. まずはブロック崩し、避けゲーを完成(2Dの基礎)
  2. 2Dシューティングに挑戦(射撃の仕組みを学ぶ)
  3. 3Dの簡単なゲームに挑戦(3Dの基礎)
  4. 十分な経験を積んでから、FPSに挑戦

焦らなくて大丈夫

  • 基礎を固めてからの方が、結果的に早く完成する
  • 挫折して諦めるより、遠回りでも着実に

Q6. 途中で飽きてしまいそうで心配です…

A. 以下の対策が有効です:

1. 期限を設定

  • 「1週間後に公開」と決める
  • 締め切りが強制力になる

2. SNSで進捗報告

  • 毎日「今日はここまでできた」とツイート
  • 見られている意識が続ける力に

3. 友達と一緒に作る

  • 同じタイミングでゲーム開発を始める
  • 進捗を報告し合う
  • 励まし合える

4. 小さなマイルストーン

  • 「今日はジャンプを実装」など細かく目標設定
  • 小さな達成感を積み重ねる

5. スコープを小さくする

  • 飽きる前に完成するサイズにする
  • 1〜2週間で完成できる規模

Q7. グラフィックが描けません…

A. グラフィックは後回しでOKです。

対策:

1. フリー素材を使う

  • itch.io、OpenGameArtなど
  • 商用可のものも多い

2. シンプルな図形で代用

  • 四角、丸、三角だけでもゲームは作れる
  • Minecraftだって四角

3. ドット絵に挑戦

  • 小さいサイズなら比較的簡単
  • 16×16ピクセルから始める

4. AIツールを活用

  • DALL-E、Midjourneyなど
  • 素材生成に使える

重要: 最初のゲームは、グラフィックよりも「完成させること」が重要です。


Q8. どのゲームエンジンを使うべきですか?

A. 初心者にはGodotまたはUnityをおすすめします。

詳しくは、関連記事「Unity vs Unreal vs Godot:個人開発者が選ぶべきゲームエンジン比較」をご覧ください。

簡単なまとめ:

  • Godot:軽い、無料、2D開発に最適
  • Unity:情報が豊富、汎用性が高い

7. まとめ:あなたが作るべき最初のゲーム

長い記事をお読みいただき、ありがとうございました!

最後に、あなたのレベル別におすすめのゲームをまとめます。


🎯 レベル別おすすめチャート

【完全初心者】プログラミング経験なし

おすすめじゃんけんゲーム / 数当てゲーム

  • 期間:1〜3日
  • 目標:プログラミングの基礎を学ぶ
  • 次のステップ:ブロック崩し

今日やること

  1. ゲームエンジンをインストール(GodotまたはUnity)
  2. 「じゃんけんゲーム チュートリアル」で検索
  3. まずは動かしてみる

【初心者】基本的なプログラミングはできる

おすすめブロック崩し / 避けゲー

  • 期間:3〜7日
  • 目標:2Dゲームの基礎を学ぶ
  • 次のステップ:フラッピーバード風

今日やること

  1. ブロック崩しか避けゲーを選ぶ
  2. 紙に最小限の完成形を書く
  3. プレイヤーの移動だけ実装してみる

【初級〜中級】簡単なゲームなら作れる

おすすめフラッピーバード風 / マッチ3パズル

  • 期間:1〜3週間
  • 目標:気持ちいい操作感、ゲームデザインを学ぶ
  • 次のステップ:プラットフォーマー

今日やること

  1. どちらを作るか決める
  2. 完成予定日をカレンダーに書く
  3. 1日目の目標を決めて実装開始

【中級】本格的なゲームに挑戦したい

おすすめプラットフォーマー / ビジュアルノベル

  • 期間:3〜4週間
  • 目標:複雑なシステム、ストーリー性を学ぶ
  • 次のステップ:自分のオリジナルゲーム

今日やること

  1. 完璧を求めない覚悟を決める
  2. 最小限の完成形を明確にする
  3. 開発開始

💡 最後に一番大切なこと

「完成させること」が最大の学び

この記事で何度も繰り返してきましたが、もう一度言います。

完璧なゲームを目指す必要はありません。

70点のゲームでも、完成させた経験は、あなたの大きな財産になります。

最初のゲームは、傑作である必要はないんです。

大切なのは: ✅ 最後まで作り切ること ✅ 完成の喜びを知ること ✅ 次のゲームへの自信を得ること


🚀 今日からできること

1. 今すぐジャンルを1つ決める

  • この記事を読んだ今、決めましょう
  • 迷ったら「ブロック崩し」でOK

2. 完成予定日をカレンダーに書く

  • 紙のカレンダーに大きく書く
  • スマホにもアラーム設定

3. 開発を始める

  • まずはゲームエンジンを起動
  • プレイヤーを表示してみる
  • 小さな一歩が大きな成果に

📢 あなたへのメッセージ

この記事を読んでいるあなたは、すでに**「ゲームを作りたい」という情熱**を持っています。

その情熱があれば、必ずゲームは完成します。

私も最初は何も分からない初心者でした。でも、小さなゲームを1つ、また1つと完成させていくうちに、気づけば「ゲーム開発者」になっていました。

あなたも必ずできます。

迷っている時間がもったいない!

この記事を読んだ今日が、あなたのゲーム開発人生の新しいスタートです。

さあ、最初のゲームを作りましょう!

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